オープンソースセキュリティ · SBOMセルフホスト閉域網対応

オープンソースの脆弱性を、
問題になる前に。

Open Source Component Analysis & Response

OSCARはビルドのたびにSBOM(ソフトウェア部品表)を収集し、サービスに含まれるオープンソースコンポーネントに既知の脆弱性がないかを継続的にチェックします。画面は自国語で表示され、「Criticalの脆弱性があるプロジェクトは?」とAIに普段の言葉で質問するだけで答えが得られます。

自社サーバーに導入 · OWASP Dependency-Trackベース · CycloneDX 1.5 · Maven・npm・Antプロジェクトに対応

OSCAR ダッシュボードプロジェクトコンポーネント脆弱性ライセンスポリシー
プロジェクト
128
今週 +3
コンポーネント
9,412
重複除外
Critical
6
先週比 ▼ 2
ポリシー違反
14
ライセンス 9 · セキュリティ 5

高リスクのプロジェクト 重大度別の脆弱な部品

loan-batch2.4.1
payment-api3.12.0
admin-portal1.8.3
mobile-web5.0.2
card-gateway2.1.0
CriticalHighMediumLow

新規検出 直近12週

12週前今週
AIに質問MCPツール47個に接続
Criticalの脆弱性があるプロジェクトは?
dtrack_list_projectsdtrack_get_project_vulnerabilities
Criticalの脆弱性があるプロジェクトは2つです。
  • loan-batchCVE-2021-44228 · log4j-core 2.14.1Critical
  • payment-apiCVE-2022-22965 · spring-beans 5.3.17Critical
続けて質問 —「どのバージョンで修正?」

ダッシュボード全プロジェクトのリスクをひと目で

AI問い合わせ質問するだけ。メニューを覚える必要なし

自社サービスの中身を、今すぐ説明できますか?

Log4Shellのようなオープンソースの脆弱性が公表されると、最初に問われるのは決まって「うちは使っているのか?」です。各チームが手作業でライブラリ一覧を洗い出している間も、時間は攻撃者に味方します。OSCARはその答えをあらかじめ用意しておきます。

項目これまでOSCAR導入後
頻度年1回の手作業による点検。その間に出た新しい脆弱性は見逃されるビルドのたびにSBOMをアップロードし、新しい脆弱性の公表時にも再チェック
方法人がライブラリ一覧を目視で確認。漏れが出やすいコンポーネント一覧を機械が脆弱性データベースと照合(名前・バージョン・ハッシュ)
対応の速さ「使っているか」の確認だけで数日CVE 1件から影響を受ける全プロジェクトを即座に特定
画面英語のみのツールで、業務部門には読みにくいローカライズされたUI。ライセンス全文は原文の隣に翻訳を表示
問い合わせ必要な表を得るためにメニューやフィルターを覚えるAIに普段の言葉で質問。47個のツールが検索を担当

画面イメージ

脆弱性を見つけるのは始まりにすぎません。OSCARはそれを読める形にし、誰が何をアップロードしたかを記録し、コンポーネントがどこから入り込んだかをたどります。以下の画面は架空のデータです。

Apache License 2.0 全文
【日本語訳】 本ライセンスの条件に従い、各コントリビューターはお客様に対し、永続的、全世界的、非独占的な著作権ライセンスを付与します… 【原文】 Subject to the terms and conditions of this License, each Contributor hereby grants to You a perpetual, worldwide, non-exclusive… 社内LLMによる翻訳
読めるライセンスライセンス全文をチームの言語に翻訳します。法的効力を持つのは原文なので、翻訳のすぐ隣に原文を残します。
SBOMアップロード履歴 今日
14:02payment-api 3.12.0 · ci-botMaven
13:47mobile-web 5.0.2 · team-frontnpm
11:20loan-batch 2.4.1 · team-coreAnt
team:coreservice-type:backendtarget-was:tomcat
誰が・いつ・何をアップロードしたか分析エンジンは「誰が」を記録しませんが、OSCARは記録します。チーム・サービス種別・アプリケーションサーバーの標準タグでプロジェクトをグループ化できます。
CVE-2021-44228 Critical · 10.0
log4j-core 2.14.1→ 2.17.1 以降
リモートコード実行(Log4Shell) · NVD · GitHub Advisory
loan-batch 2.4.1
└ spring-boot-starter-log4j2
  └ log4j-core 2.14.1
影響プロジェクト 1件分析:調査中
入り込んだ経路までどの依存関係が脆弱なコンポーネントを持ち込んだかがわかるので、何をアップグレードすべきかが明確になります。

主な機能

OSCARは実績あるオープンソースの分析エンジン(OWASP Dependency-Track)を改変せずに使い、その周りにチームが必要とする機能を加えます。

SBOMを自動生成 — 3種類のビルドに対応

Mavenはpomプラグイン、npmはアップロードスクリプト、Antやpom.xmlのない手動ビルドはssemsbom CLIで。ビルドが終わるとすぐにSBOMがアップロードされます。

継続的な検出

NVD、GitHub Advisory、OSV、Sonatype OSS Index、Trivyを併用。新しい脆弱性が公表されると、既存のコンポーネント一覧も再チェックします。

自然言語AI(MCP)

プロジェクト・脆弱性・コンポーネント・ポリシー・ライセンス・SBOMを扱う47個のツールをMCPで提供。ClaudeなどのAIクライアントや社内LLMから質問できます。

ローカライズUI · ライセンス翻訳

韓国語UIを標準搭載し、ライセンス全文はLLMによる翻訳を原文の隣に表示。社内LLM(Ollama、LM Studio)またはGeminiから選べます。

アップロード履歴 · 標準タグ

各SBOMを誰が、いつ、どのプロジェクトにアップロードしたかを記録。チーム・サービス種別・技術・ビルドツール・アプリケーションサーバーの標準タグで、数百のプロジェクトを整理できます。

素性の不明なレガシーJARも識別

ファイル名、pom.properties、MANIFEST、グループ推定、Vendor-Id、(任意で)Maven Centralのハッシュ照会の6段階で名前とバージョンを復元します。確信が持てない場合は推測しません。

導入と利用の流れ

開発者が新しいツールを覚える必要はありません。ビルドに1ステップ加えるだけで、結果は画面やAIから確認できます。

自社サーバーに導入

分析エンジンとデータベースはDocker、ゲートウェイとUIはTomcat 11で動作します。すべて社内ネットワークの中で完結します。

SBOMステップを追加

pomにはプラグイン、npmにはスクリプト、Antビルドにはssemsbomを1行。以降はビルドのたびに自動でアップロードされます。

脆弱性データを受信

脆弱性データベースは定期的に取り込みます。閉域網では、ネットワーク連携で受信方向だけを開放すれば済みます。

見る · 聞く · 直す

ダッシュボードでリスクを把握し、AIに影響範囲を尋ね、分析状態(調査中、影響なし)を記録します。

仕組み

すべての経路はOSCARゲートウェイ1か所を通ります。UI・ビルド・AIが分析エンジンを直接呼ぶことはないため、ゲートウェイで翻訳や履歴を付け加えられ、エンジンは手を加えずにアップグレードできます。

OSCARのアーキテクチャ 左側のビルドパイプライン、Webブラウザ、AIクライアントとMCPサーバーは、中央のOSCARゲートウェイに接続します。ゲートウェイはライセンス翻訳とアップロード履歴を付け加え、社内の分析エンジン(Dependency-Track、PostgreSQL)へリクエストを転送します。翻訳は下の翻訳LLMに委ねます。右側の脆弱性データベースからは、エンジンへの受信方向のみデータが流れます。 開発者・利用者 ビルドパイプライン Maven · npm · Ant(ssemsbom) Webブラウザ ローカライズUI AIクライアント Claude · 社内LLM OSCAR MCPサーバー ツール47個 · 各PCで実行 OSCAR ゲートウェイ Tomcat 11 · Java 21 リクエスト中継・機能付加 ライセンス翻訳 翻訳を付加 アップロード履歴 誰が・いつ・何を 単一の入口 全経路がここを通過 SBOM HTTPS HTTPS 社内エンジン Dependency-Track OWASP · 改変なし PostgreSQL 結果・履歴 中継 記録 翻訳LLM Ollama · LM Studio · Gemini 3つから選択 翻訳 脆弱性DB NVD GitHub OSV Sonatype Trivy 外部 受信のみ
横にスワイプすると続きが見られます
  • 分析エンジンは改変しません。OSCARはOWASP Dependency-Trackの公式リリースをそのまま動かし、その前段のゲートウェイでレスポンスを変えます。エンジンをアップグレードしてもOSCARには影響しません。
  • 翻訳はUIではなくゲートウェイで行います。そのため画面・AI・APIクライアントのいずれも、同じ翻訳済みテキストを受け取ります。
  • MCPサーバーは各ユーザーのPCで動作します。AIクライアントが起動し、発行されたAPIキーでゲートウェイに接続します。AIはそのキーで許可された操作しかできません。
  • 破線は受信方向のみです。脆弱性データはエンジンに流れ込みますが、コンポーネント一覧が社外に出ることはありません。
エンジン

Dependency-Track 4.13

OWASPのオープンソース · Docker。SBOM分析、脆弱性・ポリシー・ライセンスの評価。

ゲートウェイ · UI

Java 21 · Tomcat 11

リクエスト中継、ライセンス翻訳、アップロード履歴。ローカライズUIと合わせて提供。

AI

MCPサーバー · ツール47個

STDIOで動く単一のJava jar。Claude Desktop、Claude Codeなど各種MCPクライアントで使えます。

形式

CycloneDX 1.5 · PURL

SBOMの国際標準(ECMA-424)。コンポーネントをPURLで識別し、脆弱性データと照合します。

セキュリティの原則

セキュリティツールが新たなリスクになってはならないため、まず次の線を引きました。

  • 自社サーバーに導入するため、コンポーネント一覧や分析結果を外部クラウドに渡しません。
  • アップロードするのはソースコードではなくコンポーネント一覧(SBOM)です。名前・バージョン・ハッシュのみです。
  • 外部との接続は脆弱性データの取り込みだけなので、閉域網での承認も進めやすくなります。
  • ライセンス翻訳に社内LLM(Ollama、LM Studio)を使えば、翻訳対象のテキストさえ社外に出ません。
  • AIはツールを呼び出すだけで、独自に判断しません。回答は常にエンジンのデータに基づきます。
  • AIのアクセスには専用のAPIキーを使い、そのキーの権限(参照、アップロードなど)を超えることはできません。
  • 翻訳に失敗しても原文は表示されます。翻訳が原因で情報が消えることはありません。
  • エンジンは実績あるオープンソースを改変せずに使い、OSCARはその前段に薄い層を加えるだけです。

動作要件

OSCARの稼働に必要なものです。

  • 自社サーバー上のDocker(分析エンジン、PostgreSQL)とTomcat 11(Java 21)。分析エンジンには十分なメモリ(数GB以上)が必要です。
  • 脆弱性データを受信するための、インターネットからの受信経路。閉域網では、ネットワーク連携で必要なアドレスのみを許可してください。
  • SBOMはビルドで生成されるため、パイプライン(Maven、npm、Ant、手動ビルド)にSBOMステップを追加できる必要があります。
  • メタデータを持たない商用・自社製のJARは識別できず、脆弱性照合の対象から漏れる場合があります。
  • AI問い合わせにはMCP対応クライアントが必要です。社内LLMはツール呼び出し(Tool Calling)に対応している必要があります。
  • ライセンスの翻訳は参考用です。法的な判断は原文に従ってください。

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閉域網かどうか、プロジェクト数、ビルドツールなど、お客様の環境をお聞かせください。構成とスケジュールを一緒に計画します。

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halo@levelupsoft.com